【2017/09/23更新】近代文学合同研究会 2017年度 9月研究集会のお知らせ

近代文学合同研究会 9月研究集会
発表者体調不良のため相澤芳亮氏の発表は中止となりました。ご了承下さい。
日時:2017年9月24日(日)15:00~18:00

会場:東京学芸大学 人文二号館 二階 第二演習室
※日曜日のため正門からお入り下さい。正門から入り、まっすぐ歩けば最初にぶつかる建物です。区型の建物の左真ん中です。

JR 武蔵小金井駅・北口より、【京王バス】〔5番バス停〕「小平団地」行に乗車、約10 分。
「学芸大正門」下車、徒歩約3分(徒歩の場合は約20 分)
http://www.u-gakugei.ac.jp/access/

●張永嬌「宮澤賢治作品と戦争をめぐって―「北守将軍と三人兄弟の医者」を中心に―」

主旨:一九三一年七月に佐藤一英編集の季刊誌『児童文学』の創刊号に「北守将軍と三人兄弟の医者」が発表された。「戦争」が主題とする作品であるにもかかわらず、物語の韻律・法華経信仰・作家の個人体験・人間像・作品の文体と改稿過程など対する評論は一般的であった。一方、宮澤賢治作品と戦争についての論調は全体的に少ないものの、近年の賢治研究が「人間愛」、「自然愛」、「仏教思想」など賛頌の観点から脱却し、宮澤賢治と「戦争」を結びつけて論じる機運は高まっている。例えば、安藤恭子は宮澤賢治作品に出てくる権力関係を当時世界の国間の関係と連動し考えた。西成彦は宮澤賢治作品に出てくる「北」という方位に目を向き、そして開拓する対象である岩手県を違う角度を見た。植民地文学の一形態としての宮澤賢治作品を読み解く可能性を示してくれた。そして、吉田司と大澤信亮は一般の救済の仏教思想から抜けて、宮澤賢治が信じていた国柱会と国粋主義との関わりを探求した。宮澤賢治作品と戦争との関わりを探求することは無意義とは言えない。本論は、「戦争」をテーマとする作品「北守将軍と三人兄弟の医者」について「雑誌メディア」、「歴史的コンテクスト」、ポストコロニアルなどの視点から出発し、先行研究を踏まえつつ再検討するものである。

中止 ●相澤芳亮「永代美知代『ある女の手紙』の一考察」(仮)

テクストは『新編 日本女性文学全集』第三巻(菁柿堂 2011)所収。
または広島大学の有元伸子氏によるHP「広島の女性作家 岡田(永代)美知代」(下記URL)中の「著作リスト」から本文PDFをご参照下さい。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/okadamichiyo/index.html



予約不要・どなたでもご参加頂けます
近代文学合同研究会 2017年度9月研究集会
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

ご紹介

近代文学合同研究会

「近代文学合同研究会」は、主に東京近郊の近代日本文学を専攻する大学院生有志が集まって、1995年7月に活動を開始しました。現在、学習院大学、慶應義塾大学、中央大学、立教大学などの大学院生を中心に、四十名程度の会員が参加しています。基本的に自主参加・自主発表を旨とし、月に一度程度の研究発表会や読書会、また年に一回のシンポジウムを中心に、様々な活動を行っています。今後も研究発表・論文批評・読書会の場として、会員の自主的な活動に基づいて活動していきたいと思っています。

「近代文学合同研究会」では、会員、各イベントの参加者を募集しています。近代日本文学の研究に携わっておられる方であれば、どなたでもご参加頂けます。
メールはこちらからお送りください。

カテゴリー

カウンタ

ブログ内検索