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近代文学合同研究会第14回シンポジウム(終了)

近代文学合同研究会第14回シンポジウム
 
 日時:二〇一五年十二月二十一日(日) 午後一時開始
 会場:立教大学池袋キャンパス六〇二五教室  
   
テーマ:大学生と文学

  
  大学生と文学――あるいは単身者たちと故郷喪失意識の変遷 鈴木貴宇
  文学部生たちの冷戦―『国文学 解釈と鑑賞』・作品論・ニュークリティック 服部訓和
  手記のなかのヒロイズムと清らかな挫折を希求する読者たち
  ――樺美智子『人しれず微笑まん』、奥浩平『青春の墓標』、高野悦子『二十歳の原点』 石川巧
  村上春樹「ノルウェイの森」の〈大学生〉と〈文学〉 松村良


 ディスカッサント:佐藤泉
 司会:鈴木彩・服部徹也


シンポジウム主旨

 第二次世界大戦での敗戦以前、すなわち「戦前」における日本の、東京帝国大学を頂点とする一握りのエリートとしての大学生たちは、彼らにとっての「娯楽」あるいは「教養」としての文学の主要な享受者であり、またその創作者予備軍でもあった。そこから夏目漱石「三四郎」などの大学を舞台にした(大学生を描いた)文学作品も生み出されるようになる。
 ところが現在、大学生と呼ばれる若者たちは、もはや文学の主要な享受者ではない。学生の中にはライトノベルなどの創作者予備軍は一定数いるものの、総体的には大学生も文学も、社会における価値を「戦前」に比べて大幅に下落させつつある。にもかかわらず、多くの大学では文学の授業が存在し、教員たちは様々なやり方でもって学生たちに文学への関心を(それが肯定的なものであれ批判的なものであれ)持たせようと努力し続けている。
 問題はおそらく「戦後」から現在に至る七十年近くのあいだに、「大学生と文学」をめぐる「何か」が変質して行ったということであろう。今回のシンポジウムでは、「戦前」からの歴史的変遷を踏まえながら、「戦後」における「大学生と文学」のあり方を問い直す。その上で、大学での文学教育の問題や、文学研究との関わりについて、議論を拡げていきたい。
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ご紹介

近代文学合同研究会

「近代文学合同研究会」は、主に東京近郊の近代日本文学を専攻する大学院生有志が集まって、1995年7月に活動を開始しました。現在、学習院大学、慶應義塾大学、中央大学、立教大学などの大学院生を中心に、四十名程度の会員が参加しています。基本的に自主参加・自主発表を旨とし、月に一度程度の研究発表会や読書会、また年に一回のシンポジウムを中心に、様々な活動を行っています。今後も研究発表・論文批評・読書会の場として、会員の自主的な活動に基づいて活動していきたいと思っています。

「近代文学合同研究会」では、会員、各イベントの参加者を募集しています。近代日本文学の研究に携わっておられる方であれば、どなたでもご参加頂けます。
メールはこちらからお送りください。

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